ウィルス対策ソフトベンダーから次々と新製品が発表される時期になりました。ウィルス・マルウェア対策,攻撃型手法対策など,セキュリティ対策を巡る環境は刻々と変化し,最新の対応が必要です。”すべて自動更新”をうたっている製品でも,定期自動更新がなされていないと最新版ではないまま新たな脅威や脆弱性に対応できない場合があります。
弊社で初めて訪問するお客様の半分は,対策ソフトが旧版のまま更新料だけ払っていて最善の状況になっていなかったりします。お尋ねしますと,お客様によっては,自動更新中の画面が出てきた時「なんの画面か分からなくて怖くて」とPCの電源を切ってしまい最新のバッチやエンジンファイルもワクチンパターンファイルも一度も更新されていないという方もいらっしゃいます。
あるいは対策ソフトは最新でも,インストール後,一度も完全にスキャンが終わっていない方が非常に多いです(スキャン中に電源をOFFにするとスキャンは未完了扱いになります)。つまりPC内に脅威があるのに見つけていない状況,見つけられない状態ということになります。
最新の状況になっているかわからない場合,少しでもウィルスが入っているかもしれないとご心配な方はぜひご相談ください。